パキスタン「電力足らないから、自力で原発の圧力容器作った」
【イスラマバード共同】パキスタン原子力委員会(PAEC)当局者は7日までに、共同通信に対し、
国産の原子力発電所の建設を目指し、核燃料を収納する原子炉圧力容器を完成させたことを明らかにした。
恒常的な電力不足を抱えるパキスタンでは、中国製原発2基の建設が進み、さらに6基の新設計画があり、
他国に依存せず独自に原発の心臓部を開発したことが判明したのは初めて。核拡散の過去があり
民生用原子力分野で孤立するパキスタンの動きに、国際社会は新たな対応を迫られそうだ。
完成したのは試験用だが、技術的には実用化できる段階に達しているとみられる。
http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012040701001880.html