340万年前、木の上で生活していた人類がいたらしい

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ビッグクランチ(京都府):2012/03/29(木) 17:26:43.24 ID:S+jDcrkGP BE:347971027-PLT(12130) ポイント特典

NHKニュース
----------
新種か 初期人類の化石を発見

 アフリカにあるおよそ340万年前の地層から、新種とみられる初期の人類の化石を
発見したとアメリカの研究チームが発表し、異なる種の人類が同時代に生きていた可能
性を示す研究成果として注目されています。

 これは、アメリカの「クリーブランド自然史博物館」などの研究チームが、イギリス
の科学雑誌「ネイチャー」に発表したものです。
 それによりますと、研究チームが、アフリカのエチオピアで哺乳類の骨の化石5万点
余りを発掘して分析した結果、340万年前の地層にあった8つの小さな骨の化石が、
新種とみられる初期の人類の右足の骨であることが分かりました。
 エチオピアでは、これまで、およそ320万年前の地層から「ルーシー」の愛称で知
られる「アウストラロピテクス・アファレンシス」が発見されており、直立の二足歩行
に適した足の形状などから現代の人類の祖先とも言われています。
 これに対し、今回、新たに発見された初期の人類は、物をつかむことができる足の形
状から主に木の上で生活し、長距離の二足歩行には適していなかったものとみられてい
ます。
 今回の骨が見つかった現場から5キロ離れた同じ年代の地層からは「ルーシー」の種
の化石が見つかっており、研究チームでは「異なる種が同じ場所で同時代に生きていた
証しだ。さらに発掘を進めてその生態に迫りたい」と話しています。
----------
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120329/k10014045581000.html