http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012032701003495.html メタボ治療薬開発に朗報 タンパク質の働き解明
熊本大学発生医学研究所の中尾光善教授らは、特定のタンパク質が細胞のエネルギー消費を抑制する仕組みを
解明し、28日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。メタボリック症候群などの治療薬の
開発に役立つ発見という。
同研究所によると、肥満状態の細胞では、タンパク質「LSD1」がエネルギー消費に関わる遺伝子の機能を抑えて
いることを突き止めた。この遺伝子の機能が抑制されると、細胞内にエネルギーを供給するミトコンドリアの活動も低
下し、代謝が悪くなる。
2012/03/28 00:00 【共同通信】