四国中央市の小学校で25日の夕方、校舎のひさしに乗ったボールを取ろうとガラス製のひさしにのぼった小学3年生の児童が、ひさしが割れて床に転落し、頭の骨を折る大けがをしました。
四国中央市によりますと、25日の午後5時半ごろ、市立三島小学校で小学3年生の男子児童が校舎の屋外階段の手すりを乗り越え、2階部分のガラス製のひさしの上を歩いていたところ、突然、ひさしが割れて児童はおよそ2メートルの下のコンクリートの床に転落しました。
児童は頭を強く打ち、一時、意識不明となり、香川県三豊市の総合病院に運ばれ、手当てを受けましたが、頭の骨を折る大けがだということです。
児童はその後、意識を回復し、命に別状はないということです。
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003985641.html 市によりますと、児童は、グラウンドで兄とキャッチボールをしていたところ、ボールがひさしに乗り、そのボールを取ろうとひさしにのぼったということです。
市は、学校の安全面で問題がなかったか調査し、必要があれば、今後、施設の改修を検討していくことにしています。