Menjoy!では以前、「非モテのコミュニケーション能力は低いことが証明される」や、「非モテ男性にありがちなバレンタインの行動10パターン」などで、
非モテと呼ばれる人々の実態をお伝えしてきました。
それは、リアルでのあまりに悲惨な実態を赤裸々に伝えるものであり、大きな反響を呼びました。
では、インターネットではどうなのでしょうか。以前は、インターネット=オタクといった方程式が成り立ち、また、匿名性の高さから2ちゃんねるの
ような一種独特のコミュニティが形成されていきました。
ところが今は、そうでもない?
「リア友がいないとネットが全く楽しめないという現実があるんです」こう話すのは、自ら非モテを自認し、『非モテSNS』を運営するえがちゃんこと、
株式会社ホットココア代表取締役の永上裕之氏。
一体どういうことなのでしょうか。今回は、非モテが直面するインターネット事情と非モテの実態について、永上氏のインタビューを交えながらお伝えしていきます。
■SNSを楽しむための条件
近年、mixiやFacebookといったソーシャルネットワーキングシステム(SNS)の台頭により、インターネットの楽しみ方が大きく変わって来ました。
以前は、インターネット上のコミュニケーションの場といえば匿名性の高い掲示板が主流でしたが、SNSはより実生活に即したものになりました。
特に、Facebookは実名での登録が必須なため、リアルの人間関係がインターネット上でもそのまま反映されやすくなっています。
永上氏は、SNSを有効に活用できる人の条件として、一定のコミュニケーション能力が欠かせないと指摘します。
「SNSを楽しむためには、そのサービスの中にリア友ないしリアル知り合いがいることも重要なんですが、初対面の人とどれだけ仲良くなれるかというのも
ひとつのポイントになると思っています。
では、SNSに向いている人はどんな人かというと、ひとつは初対面でも打ち解けることが出来る人。もうひとつは初対面ではイマイチだけど数回会えば打ち解ける
ことが出来る人。
このレベルのコミュニケーション能力があってはじめて、SNSを楽しむことが出来るんです」