橋下市長、前市長方針覆す…朝鮮学校に補助なし
大阪市の橋下徹市長は、市内の朝鮮初中級学校全8校に対する2011年度分の補助金約2700万円を交付しない
ことを決めた。
前市長時代に予算執行が決まっていたが、大阪府が定めた支給要件を準用するとして、方針を覆した。予算を
承認した議会側からは、「議会軽視ではないか」と疑問視する声が出ている。
市は8校に対し、1987年度から設備費や教具購入費などの一部を独自に補助。11年度も交付方針が市議会で
認められ、近く一括支給する予定だった。ところが、橋下市長が今月に入り、「府の要件を準用すべきだ。府が支給
しない以上、市も支給しない」と方針を取り消した。12年度は補助金の全面見直しのため、予算計上が凍結されている。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120322-OYT1T00002.htm?from=main2