聴覚障害を偽装した障害年金不正受給事件で、虚偽の診断書を作成し障害年金1億6800万円をだましとったとして、
詐欺罪などに問われた耳鼻咽喉(いんこう)科医の前田幸●(よしあき)被告(77)の判決が19日、札幌地裁であった。
(●は上が「日」下が「立」)
前田被告は起訴事実を全面否認していたが、園原敏彦裁判長は懲役8年(求刑・懲役15年)を言い渡した。
判決によると、前田被告は2002〜07年、患者の耳が聞こえないとするうその診断書を作成し、社会保険労務士の
香田清被告(70)(1審・懲役8年、控訴中)が患者の手続きを代行、計42人に総額約1億6800万円の障害年金を
不正受給させたとされる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120319-00000368-yom-soci