中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」のユーザーに対する実名登録義務付けは、
親会社のポータルサイト運営大手、新浪(SINA.O: 株価, 企業情報, レポート)にとりプラスとみられている。
北京ベースのウェイボのユーザーは、16日からコメントを投稿する際に実名の登録が義務付けられる。
この規制は今後、上海や広州でも導入される見通し。
アナリストは、新規制でユーザー数が大幅に減少することはないと予想。逆に、広告主からの関心が増えるとの見方を示している。
さらに、規制でスパム口座が排除される一方、新浪は貴重なユーザー情報を入手できる。
マーケティングコンサルタントのT.R.ハリントン氏は、ユーザーに大きな影響はないと指摘したうえで「広告ターゲットという意味で、
ウェイボは今以上に価値のある存在になるかもしれない」との見方を示した。
北京のコンサルタント会社iリサーチによると、2011年の中国のオンライン広告市場は512億元(81億ドル)と、
前年から57%拡大し、新聞広告市場規模を上回った。
国内の広告プラットフォームで新浪は、百度公司(BIDU.O: 株価, 企業情報, レポート)、
グーグル・チャイナ(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)、タオバオ(淘宝)に続き4位の規模。
新浪のチャールズ・チャオ最高経営責任者(CEO)は、
先月の決算発表時、広告収入によりウェイボの収益化を下半期から目指す方針を示した。
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE82E01Y20120315 依頼改変
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/news/1332071916/12