東京でも追悼式典 石原知事「祈るだけなら誰でもできる」
東京・元赤坂では、民間主催の追悼式典が開かれた。津波の犠牲になった宮城県南三陸町職員、
遠藤未希さん=当時(24)=が防災無線で最後まで続けた避難呼びかけのテープが流れされた後、
首都圏を中心とした参加者約700人が午後2時46分、静かに黙祷(もくとう)をささげて犠牲者を悼んだ。
式典には、大きな津波被害を受けた宮城県気仙沼市の和太鼓団体「八幡太鼓」メンバーの小中学生ら5人も参加。
「津波で町が流れていった悲しさは言葉であらわせないが、
復興に向け私たちが頑張っていることを伝えたい」と力強い演奏を披露した。
また、石原慎太郎東京都知事が講演し「祈るだけなら誰でもできる。行動をしなくてはだめだ」と語り、
進まない災害がれきの広域処理など、復興の遅れに危機感を示した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120311/dst12031118490036-n1.htm