買った卵の白身が真っ赤! 生産者「アレが来たんだろ」―中国
中国・山東省青島市で先日、真っ赤な白身を持った鶏卵が見つかり、メーカーに問い合わせたところ担当者が
「ニワトリに月経が来たのだ」と説明したことが明らかになった。中国国際放送局が5日伝えた。
同市内に住む女性は、スーパーで販売されていた「昆虫鶏卵」を買って帰った。
「昆虫鶏卵」の殻は赤みを帯びており、虫を食べさせて育てたニワトリが産んだ卵で、一般の卵より高かったという。
いざ食べようと卵の1つをボウルに割り入れたところ、白身の部分が赤くなっていた。
女性がスーパーの担当者に問い合わせたところ「正常だ。普通の卵と同じだったら『昆虫鶏卵』ではないから」との返答があった。
「昆虫鶏卵」を生産した同市のメーカーに問い合わせると、担当者は「見つかったのが1、2個なら、特殊な状況だ。
母鶏に月経が来たのだろう」と語った。
中国農業大学の季海峰博士は「ニワトリに月経はない」とメーカーの言い分を否定したうえで、
赤い白身の原因を「菌感染による輸卵管の重度炎症」あるいは「問題飼料の使用」の2点と推測した。
季博士は「飼料の一部として配合することはあるが、鶏卵用のニワトリは昆虫をそのまま食べることはない。
赤い白身の卵は食べないように」と呼びかけた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0306&f=national_0306_023.shtml