山梨県北都留郡小菅村に、モザイクデザインの体育館（２億８１４０万円）を建設へ

巨大卵？…実は体育館　小菅村
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　小菅村は、小菅中敷地内に新しい体育館の建設を進めている。周囲の環境や景観との調和を考慮した独創的な外観。村内を含む県産材を多く活用し、生徒の情操教育や郷土愛の醸成にもつなげたい考えで、２月末の完成を目指している。

　村教委によると、新体育館の名称は「小菅村体育館」で、延べ床面積は８７８・４９平方メートル。
このうち１階部分（７２０・２６平方メートル）にはバスケットとバレーのコート各１面、バドミントンコート２面を確保できるほか、ステージの垂れ幕は、清流が流れる村内の河原をモザイク画でデザインする。総事業費は２億８１４０万円。

　施設の骨組みとなる柱は、すべて県産材のアカマツを角材にしてつなぎ合わせている。このほか建物内外の壁板などに村内産のヒノキやスギを使用。ステージの両端には、シンボルとして樹齢１００年以上、高さ７メートルの巨大なスギを飾る。

　卵形をした形状は、「子どもたちが卵から大きく育ってほしい」（村教委）との願いが込められているほか、外観は、周囲の景観に溶け込むよう木材の茶色をベースにした市松模様を採用した。

　同所には小菅中体育館があったが、建設から４０年近く経過して老朽化したため、建て替えることになった。新体育館は中学校の授業で使用するほか、社会体育や各種イベントにも活用する方針。
降矢英昭村長は「子どもたちが村の自然を大切にする心情を育むとともに、小菅村の材木を広くＰＲする施設になってほしい」と話している。

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/02/06/11.html

小菅村
http://ja.wikipedia.org/wiki/小菅村