http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000030-zdn_ep-secu 米Appleの公式アプリケーション販売サービス「App Store」に、人気アプリケーションを装った不正なアプリケーションが紛れ込んでいるのが見つかった。
iPhoneの写真ブログ「iPhoneography」が1月21日付で伝えている。
それによると、App Storeに混入していたのはiPhoneとiPad向けの人気アプリ「Camera+」を装った不正アプリ。iPhoneographyのブログを運営しているグリン・エバンズ氏が同日、
App Storeで新しい写真関連のアプリを探していて発見したという。
問題のアプリは「Pursuit Special」という開発者名で提供され、正規のCamera+と同じアイコンと名称を使用。「THE MOST AMAZING CAMERA+ VERSION YET」という説明が付いていた。
不審に思ったエバンズ氏は、正規のCamera+の開発元であるtaptaptapに連絡し、Pursuit Specialのアプリが偽物であることを確認。「このアプリを買ってはいけない」とブログで警告した。
Appleはその日のうちに対処したとみられ、エバンズ氏は同日の更新情報で、問題のアプリがApp Storeから削除されたと報告している。
App Storeで提供されているアプリは個々にAppleの事前審査を経ていることから、一般に安全度が高いとみられている。しかしエバンズ氏によれば、
今回とまったく同じ不正アプリが最近、別の名称で混入していたことも分かったという。「Appleの承認審査では一体何をやっているのか」と同氏は疑問を突き付けている。