◆犬の異物誤飲 12月から3月に増加傾向 アニコム損保調べ 2011.12.26
アニコム損害保険株式会社は21日、年末年始を目前に控えたこの時期にちょっと気になる調査結果を発表した。
同社のペット保険「どうぶつ健保」の保険金請求データをもとに行ったこの調査は、「犬の異物誤飲」について。
月別に異物誤飲にかかる請求データを集計したところ、全体の件数に占める割合がもっとも高かった月は12月で、
その後1月から3月まで高めの傾向が続いた。誤飲したものは、「プラスチック製品」「人の医薬品」「チョコレート」などが多いという。
年齢別に見ると、もっとも多かったのは「0歳」の4.44%で、ついで「1歳」の2.52%、「2歳」の1.79%と続き、
歳を取るごとに少なくなる傾向が見られた。また、犬種別の集計では「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」「フラットコーテッド・レトリーバー」
といった大型犬種が上位に並んだ。
同社はクリスマスや正月などのイベントごとが多いこの時期に誤飲事故が増加することの理由について、来客が増えることや、
大掃除や年越し準備で愛犬から目を離す時間が増えることなどが考えられるとしている。この年末年始を無事に過ごすためにも、
犬オーナーは充分ご注意いただきたい。
http://www.petoffice.co.jp/wpn/news.cgi?shop=honten&no=n2011122601