24日午前9時20分ごろ、埼玉県秩父市荒川白久(しろく)の林道で
「土木工事中の男性が生き埋めになった」と119番があった。
県警秩父署によると、山の斜面が高さ、幅約10メートルにわたって崩れ、
巻き込まれた3人のうち同県寄居町金尾、会社員、大野哲史さん(32)が死亡。
栗原広美さん(46)=秩父市=は約2時間後に救出され
病院に運ばれたが重傷、栗原さんのおいの男性(22)は自力で脱出し、軽傷だった。
この日午前8時から林道ののり面を補強する作業を、作業員4人で重機を使って行っていた。
1人は無事だった。巻き込まれた3人は、コンクリートブロックを敷くために
掘った穴(深さ約2メートル)の中にいたという。
現場は秩父鉄道白久駅の南約2.5キロの山中。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111225k0000m040060000c.html