自転車の赤切符が大阪で4倍に・・・ピスト摘発強化

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1名無しさん@涙目です。(氷川神社)

自転車の悪質運転者に、大阪府警が今年、道路交通法違反容疑で切った「赤切符」が、
昨年の4倍近い約200件に増えたことがわかった。

2人乗りや信号無視などに加え、「ピスト」と呼ばれるブレーキのない競技用自転車による事故が全国で相次いだことから
取り締まりに力を入れ始めたためだ。
ピストを巡っては、ブレーキの取り付け依頼が自転車店に殺到するなど、摘発強化の効果も表れている。

府警によると、大阪府内では昨年、自転車が歩行者に衝突する事故が231件発生し、10年前の4倍以上になった。
自転車同士の事故も、同じ期間に6倍の489件へと増えた。

このため府警は、悪質運転者の取り締まりを強化。
8月にはピストや運転中の携帯電話使用の摘発に乗り出し、2009年に37件、昨年が57件だった赤切符の交付件数が急増した。
違反別では、21日現在で2人乗りが87件(昨年36件)、信号無視が52件(同21件)と昨年の2倍以上に。
ピストなどが該当する制動装置不良も45件(同0件)あった。
京都府警でも20日現在で24件と昨年の6倍に。
5年前は7件だった兵庫県警も、今年は11月末までに197件に増えている。

大阪府警はピストについて、前後輪ともブレーキがなければ即座に摘発。
信号無視や携帯電話は、再三の警告を無視した場合に摘発するとしている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111222-OYT1T00835.htm
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20111222-099522-1-L.jpg
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111222-00000835-yom-soci