細野氏、「事故収束」の表現陳謝 問題化の可能性も
福島県知事との意見交換に臨む(左から)枝野経産相、細野原発相、平野復興相=18日午後、福島県庁
東京電力福島第1原発が冷温停止状態に達したとして政府が宣言した「事故収束」について、細野豪志原発
事故担当相は18日、佐藤雄平福島県知事らとの会談後、記者団に「『収束』という言葉を使うことで事故全体
が収まったかのような印象を持たれたとすれば、私の表現が至らず、反省している」と陳謝した。
野田佳彦首相が記者会見し、国内外に向けてアピールした事故収束の表現が不適切だったと認めるもので、
今後問題化する可能性もある。
佐藤知事は細野氏らとの会談で「収束という言葉自体、県民は『福島県の実態を本当に知っているのか』と
思っている」と述べて不快感を示した。
2011/12/18 22:14 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011121801001822.html