スマイリーキクチさん「ネットに書き込みするときには自分の言葉に責任を持て」

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1名無しさん@涙目です。(東京都)

インターネットで中傷され続けた10年 スマイリーキクチさん

 そんな時、彼女がネットでひとつの情報を見つけました。インターネットの誹謗中傷で
困った時、刑事事件として捜査してほしいなら刑事課に行き、刑事告訴したいとはっきり
意思表示したほうがいいと書いてありました。真偽のほどはわかりませんが、そういえば
それまでは生活安全課へ相談に行っていました。一か八かで管轄の警察署の刑事課を
訪ねることにしました。
 そこで出会ったひとりの警部補との出会いで流れが一変する。キクチさんが準備して
いった誹謗中傷の書き込みに目を通し、捜査を約束してくれたのだった。中傷のある
書き込みやサイトに削除を依頼し、さらにブログで事件との関係を否定したうえで「今後、
誹謗中傷の書き込みをした場合は刑事告訴します」と警告した。それでもあらたに
中傷のコメントをしてきた相手に対して捜査が始まった。

 最終的には19人が摘発されました。17歳から40代後半まで年代は幅広く、大手企業に
勤めている人もいました。難関で知られる大学の職員は、職場の仲間同士で競い合って
書き込んでいたそうです。会社のパソコンや携帯を使って、勤務時間中に書き込んでいた
人が何人もいたのも驚きでした。

 住んでいる場所や年齢、環境はバラバラでしたが、共通していたのは無責任だった
ことです。まず「やってない」と否定し、証拠を突きつけられると友だちや同僚のせいにし、
最終的には「ネットの情報にだまされた自分も被害者だ」「自分のほうがつらい」と言いだす。

 「表現と言論の自由だ」とも言われました。刑事さんがある人に、「じゃあキクチさんが
君の名前をブログに書き込むのも表現の自由なの?」と尋ねると、「それはイヤです。
キクチさんは芸能人だからいいけど、自分は一般人で将来がありますから」と答えたそうです。
 ぼくも芸人としていろいろなネタをやりますけど、自分の言葉には責任をもたなければ
いけないと常に自覚しています。表現の自由を言うなら、責任ももってほしい。そうで
なければインターネットは書きっぱなしの無法地帯になってしまいます。
http://www.jinken.ne.jp/flat_now/kurashi/2011/11/25/1335-2.html