極小の珍種

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1名無しさん@涙目です。(静岡県)

1センチ未満、極小の新種カエル2種

 パプアニューギニアで新種のカエルが2種発見された。
どちらも1センチに満たない極小サイズだという。

 今回見つかった新種は、それぞれ学名をPaedophryne dekotと
Paedophryne verrucosaと名付けられた。
前者のdekotは地元の言葉で「とても小さい」という意味で、体長はおよそ8.5〜9ミリ。
後者は皮膚にこぶが多数あることから、ラテン語で「いぼだらけ」を意味する名前を与えられた。
こちらの体長は平均で8.8〜9.3ミリ。

 これまで世界最小のカエルとされていたのは、やはりPaedophryne属の仲間で、体長10ミリ程度のものだった。

 今回の新種は、世界最小のカエルというだけではなく、世界最小の四足脊椎動物でもある。

「小型のカエルが新しく見つかるたびに、いつもその小ささに驚いている。
まったく、可能性の限界に挑戦しているようだ」と、コンサベーション・インターナショナル(CI)の両生類の専門家ロビン・ムーア氏は言う。
ムーア氏は今回の研究には参加していない。


 今回の発見が示唆しているのは、地球上にはまだほかにも、これまで見つかっていない小型のカエルが存在していて、落ち葉の層の上を跳びはねているのだろうということだ。

「熱帯のまだ調査のあまり進んでいない地域では、他にも小型の種の発見や分類の余地があることは間違いない」と研究チームは論文に記している。

「それがこの分野のワクワクするところだ。今回のような新種はこれからも発見が続くだろう」と、CIのムーア氏も言葉を添えた。

 今回の発見は、2011年12月12日発行のオンラインジャーナル「ZooKeys」に掲載されている。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111216-00000000-natiogeo-int
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/papua-new-guinea-new-species-camouflaged-frog_27191_big.jpg