新潟 刑務所で230人食中毒症状
新潟刑務所で、給食が原因とみられる集団食中毒が起き、受刑者230人が下痢などの症状を訴えました。症状は全員軽く、
入院した人はいないということです。
新潟市江南区にある新潟刑務所では、大勢の受刑者が下痢などの症状を訴えたため、今月4日、新潟市保健所に連絡しました。
保健所や刑務所によりますと、およそ800人の受刑者のうち230人が下痢や腹痛などの症状を訴え、このうち178人が医師の
手当てを受けたということです。受刑者の症状は全員軽く、入院した人はいないということです。保健所によりますと、症状を
訴えた受刑者から食中毒の原因となるウエルシュ菌が検出されました。保健所は、刑務所で出された給食を食べたことによる
集団食中毒とみて、8日から2日間、給食施設の使用を停止しました。新潟刑務所の景山繁喜所長は「誠に遺憾で、今後は
衛生管理の徹底を図り、再発防止に努めたい」というコメントを出しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111207/t10014482111000.html