「今こそ男として挑戦すべき時だと思った。日本でも最高になって帰ってくる」
「ビッグボーイ」こと李大浩(イ・デホ、29)の日本での挑戦が始まった。
李大浩は6日午後、釜山市海雲台区のウェスティン朝鮮ビーチホテルで、オリックス・バファローズの
公式入団記者会見を行った。
記者会見には、村山良雄球団本部長や岡田彰布監督をはじめオリックス関係者らも多数出席した。
■2年間で7億6000万円
すっきりとしたスーツ姿で登場した李大浩は「オリックスに入団することになり光栄。
チームが手厚く待遇してくれ、真心で迎えてくれたことに感謝する」と語った。
村山球団本部長は「李大浩は韓国代表、釜山代表としてオリックスを優勝に導いてくれると確信している」と述べた。
李大浩本人が公表した契約条件は、2年間で計7億6000万円と、当初伝えられていた7億円を上回った。
契約金2億円、年俸2億5000万円に、毎年の成績に応じた出来高が3000万円ずつ追加された。
日本に進出した韓国人選手としては歴代最高の待遇となる。
韓国のロッテを離れることについては、今でも無念の思いがある。
李大浩は「選手としての最終目標はロッテの優勝。日本、ひいては米国で最高の打者になり、(ロッテに)戻りたい」と語った。
■「個人の成績よりもチームの勝利を優先」
日本進出1年目の目標については「オリックスの優勝」と答えた。
「これまで野球をしていて、(個人的な)目標を立てたことは一度もない。チームが不振では個人の成績は何の意味もない。
日本の投手たちは僕に簡単な球は投げてくれないだろう。チームが望むなら四球、デッドボールでも塁に出る」と強い覚悟を語った。
そして「(2009年のワールド・ベースボール・クラシック〈WBC〉決勝で)ダルビッシュ有=日本ハム=と対戦したことがあるが、
本当にいい投手だった。ああいうエースの球を打ち込むには、僕もベストを尽くし準備しなければならない」と語った。
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