強姦致傷の罪でアイザック・ニュートンに懲役10年を求刑
塩尻の強姦致傷:裁判員裁判 被告に懲役10年を求刑−−地裁松本支部 /長野
毎日新聞 12月6日(火)11時54分配信
自分の車の中で知人女性に性的暴行し、けがをさせたとして強姦(ごうかん)致傷罪に問われた
塩尻市大門、会社経営、ダパー・アイザック・ニュートン被告(40)=ガーナ国籍=の裁判員裁判は5日
長野地裁松本支部(二宮信吾裁判長)で論告求刑公判があり、検察側は「女性が性的暴行を受けたのは
客観的証拠から明らか」と懲役10年を求刑した。
弁護側は無罪を主張。被告は最終陳述で「自由と尊重を(求める)」と訴えた。判決は9日。
論告求刑で検察側は「女性の体内や、はいていたストッキングから被告と同型のDNAが検出された」と指摘。「
性欲を満たすという卑劣な動機で事件に及んだ」と非難した。
弁護側はDNAの持ち主の血液型が不明であることから「被告と別人の可能性や
(DNAの付着は)被告が飲食店などで女性の足に触れただけとも考えられる」と主張した。
起訴状によると、被告は09年9月24日、中信地方の路上に止めたワゴン車内で
知人女性に性的暴行し、顔などに軽傷を負わせたとしている。
今回の裁判員裁判で被告は開廷中などに騒ぎ、欠席や退廷が計3回あった。【大島英吾】
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