三菱商事、豪州で新型天然ガスの権益取得
2011.12.1 18:40
三菱商事は1日、オーストラリア西部でシェールガスと呼ばれる新型の天然ガスの探鉱権益を取得したと発表した。
日本企業は米国やカナダのシェールガス開発に相次ぎ参画しているが、豪州のプロジェクトに参加するのは初めて。
豪石油・ガス開発会社のブル・エナジーが保有する西豪州キンバリー地域の探鉱事業の権益の50%を取得した。
探鉱費などと合わせて5000万豪ドル(約40億円)を投じて埋蔵量の確認や事業採算性などを調査する。このうち
三菱商事の負担分は約32億円。
ブル・エナジーと三菱商事は共同で、昨年から同地域で従来型の天然ガス・原油の探鉱を行っており、三菱商事が
負担する従来型と新型の合計の探鉱費用は約80億円にものぼる。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111201/biz11120118420028-n1.htm