米Googleは29日、Androidアプリ「Google Maps 6.0 for Android」を公開し、建物の中の見取り図を表示する初のサービス「インドア Google マップ」のベータ版を開始したと発表した。 Android 2.2以上に対応しており、Android Marketからダウンロードできる。
インドア Google マップは、米国と日本でサービスを開始する。日本では東京近郊の主要駅や空港、東京圏のデパートなどで利用できる。 米国内でも空港や主要駅、大規模店舗などで利用可能となっている。利用可能個所の一覧がヘルプページで公開されている。
インドア Google マップの利用方法は、通常のGoogle マップと変わらない。インドア Google マップが利用できる場所では、地図をズームインしていくと現在地のフロアマップが表示されるようになる。 現在地を示す青いアイコン(My Location)は数メートルの誤差で表示されるといい、位置特定技術はこれまでと似た手法で実現しているが、特に室内利用のために最適化したという。 複数階の建物ではどの階か自動的に判別し、その階のフロアマップとMy Locationを表示する。違う階を見たい場合は、右側に表示されている階数をタップすれば切り替えられる。 また、Latitude機能で近辺の友人を表示させることもできる。