大阪・ミナミのラウンジに酔客を引っ張り込み、客のキャッシュカードで
現金自動預け払い機(ATM)から現金を勝手に引き出したとして、
大阪府警南署が、韓国籍の李雪子(リユキコ)被告(68)(公判中)ら
女3人を窃盗容疑で逮捕していたことがわかった。
現金を盗んだり、代金を水増し請求したりするため、酔った中高年男性を客引きする
「引っ張り屋」被害は昨年から増加し、忘年会シーズンを前に、同署は注意を呼びかけている。
起訴状などによると、李被告ら2人は7月4日夜、大阪市中央区の路上で、酔客を物色。
通りかかった男性に声をかけ、共犯の女が経営するラウンジに誘い込んだ後、
近くのコンビニ店のATMで現金を下ろさせて暗証番号を確認した。
その後、男性が酔いつぶれて寝ている間に、財布からキャッシュカード2枚を抜き取り、
コンビニ店のATMで計34万円を引き出して盗んだ疑い。現金は、3人で分配していたという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111130-OYT1T00302.htm