「あずまんが大王」を先駆けとする“日常系マンガ”が人気 現実離れのステキ空間

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1名無しさん@涙目です。(佐賀県)

「日常系マンガ」が人気…現実離れのステキ空間
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20111129-OYT8T00833.htm

主人公やその友人など周囲の人物たちの、たわいない学生生活などを描いた「日常系マンガ」が人気を集めている。
とはいえ、そこで展開される“日常”は、必ずしも一般的に想像できる日常とは限らない。日常って何?と思わず考えさせられるようなマンガの世界、あなたものぞいてみませんか?(福田淳)

タイトルにそのものずばりを銘打っているのが、「月刊少年エース」で連載中のあらゐけいいち『日常』(角川書店)だ。それとは裏腹に、内容は実にシュール。
どこにでもありそうな高校を舞台にしているものの、背中にねじ巻きをつけたロボ女子高生や、胸飾りをして貴族のように振る舞う男子が登場したり、囲碁サッカーなる謎の競技の部活があったり。
普通の女子に見えるキャラクターたちも、床に落としたタコさんウインナーを劇的にキャッチしようとするなど、エキセントリックな言動を繰り広げる。

「昭和純文学作品が好きなので、タイトルをできるだけ端的にしたかった」というあらゐさんは、「世代の差や人によって捉え方もだいぶ違ってくると思う。
シュール、ベタということは意識せず、『こうしたら面白いのでは』というのを念頭に描いている」とメールで回答を寄せた。

こうした日常系マンガの先駆けと言えるのが、1999〜2002年に連載された、あずまきよひこ『あずまんが大王』だ。
このほか、美水かがみ『らき☆すた』、かきふらい『けいおん!』なども、女子高生の日常を描き、人気が高まったという点で共通している。