やなせたかしさんデザインで早寝早起き朝ごはん

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1名無しさん@涙目です。(兵庫県)

http://www.tokachi.co.jp/news/201111/20111128-0011101.php

やなせたかしさんデザインで早寝早起き朝ごはん
2011年11月28日 14時28分
十勝教育局は、子供たちに規則正しい生活を身に付けてもらうことを目的とした「早寝早起き朝ごはん」運動を、就学前の幼稚園・保育園児にも周知しようと、
独自にパネルなどを作製して普及活動を展開している。10月から20カ所以上の幼稚園を訪問して、園児らに好評だ。

キャラクターのパネルなどを手にする十勝教育局の尾山さん(左)と川村さん
 同運動は、子供の基本的生活習慣の確立や生活リズムの向上を目指して文科省が提唱、2006年に全国協議会が発足して運動を推進している。
道教委では「朝食をとらずに登校する子どもをゼロに」を目標に掲げ、学校や家庭、地域と連携して運動に取り組んできたが、幼児期から
規則正しい生活を身に付けてもらうことが重要と考え、新たにパネルなどの普及セットを作製して幼稚園や保育園での“出前授業”を始めた。

 同運動のキャラクターは、絵本作家やなせたかしさんがデザインした「はやねちゃん」「はやおきくん」「よふかかしおに」。
これらをかたどった大きなパネルと塗り絵を新たに作った。

 規則正しい生活を親子で一緒に確認する「はやねはやおきひょう」は、早寝早起きと、朝ご飯を食べたらキャラクターの紙を張っていく。
塗り絵にはキャラクターの絵の上に「しっかりたべるぞ」など目標が書かれ、裏には保護者に向けて生活習慣を整える大切さを訴える文章も記載した。

 同局社会教育指導班主事の尾山清龍さん、川村真理子さんら職員数人が幼稚園を訪問し、新得幼稚園や帯広の第一いずみ幼稚園など
10カ所では、紙芝居や「早寝早起き朝ごはん体操」を披露した。正しい生活リズムや、朝ご飯を食べる大切さを伝えた。

 紙芝居では、夜更かしをしている主人公が「よふかしおに」に連れて行かれ、怖い思いをするという内容。園児から「よふかしおににさらわれるから早く寝る」
という声が上がり、幼稚園教諭からは「積極的に運動に取り組みたい」との評価を得た。

 同班の氏家浩之主査は「小学校からでは遅いという声を聞き取り組んだ。親子で一緒に取り組める幼児期からの活動が重要
今後は、市町村の公民館でも積極的に出向いて周知したい」と話している。