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飲料水不足、イベント中止…　神戸マラソン課題集約

　２０日に神戸市内で開かれた「第１回神戸マラソン」で、実行委員会事務局が課題の洗い出しを進めている。
大会の教訓を次回に生かすのが目的で、県警や関係企業などとも意見交換し、本年度中に実行委員会総会で報告する。
　神戸マラソンは全国から２万２９５８人が参加。フルマラソン（４２・１９５キロ）は９７・４％が完走した。
　実行委によると、課題の一つは、ランナーに供給する飲料水の不足。コース上に給水所１３カ所を置き、水とスポーツドリンク約５万４千リットルを用意した。
しかし当日は気温が比較的高く、ランナーの給水量が多かったため、一部給水所で飲料水が不足。約１３００リットルを急きょ、追加したという。
　また、予想以上の強風で、グルメイベントを中止せざるを得なかった。マラソンコースについても評価の声がある一方で、「カーブが多い」「道が狭い」などの指摘があった。
このほか、応援の声や通行規制について住民から苦情が寄せられたことから、大会の事前の周知を徹底すべきだったとの意見もあるという。
　実行委事務局は「外部の意見にも耳を傾け、時間をかけて解決策を検討したい」としている。（本田純一）
(2011/11/30 07:34)

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004650959.shtml