柔道五輪金の内柴氏、セクハラで懲戒解雇
アテネ、北京五輪の柔道男子66キロ級金メダリスト・内柴正人氏(33)が、客員教授と女子柔道部のコーチを
務める九州看護福祉大(熊本県玉名市)でセクハラ行為をした疑いが浮上していた問題で、同大は29日、部員に
対するセクハラ行為を確認したとして内柴氏を懲戒解雇処分にしたと発表した。処分は同日付。
発表によると、内柴氏は9月19日、合宿先のホテルで未成年の部員と飲酒した上、セクハラ行為に及んだ。
二塚信学長は「教育職員として適性を欠く。本人は否定しておらず、事実関係を認めたと受け止めている」と述べた。
部員の家族が9月、大学に「セクハラ行為を受けた」と訴え、大学が調査委員会を設置して調べていた。
内柴氏は熊本県合志市出身で、国士舘大を経て旭化成に入社。2009年4月、九州看護福祉大の非常勤講師となり、
10年4月、女子柔道部のコーチに就任。今年1月から同大客員教授を務めている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111129-OYT1T00655.htm?from=main8