http://tvde.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/jlab-dat/k/s/dat1322260661959.jpg アーセン・ヴェンゲルは、統計や数字によるデータを好む。だが、ベースボールに関する知識は不完全なままのようだ。
マイケル・ルイスの『マネーボール』では、アメリカのMLBに所属するオークランド・アスレティックスの敏腕GM
であるビリー・ビーンが、その統計データとその分析力によるアプローチでチームを成功に導く姿が描かれている。
この『マネーボール』がブラッド・ピット主演の映画となって、今週英国内でも封切られた。
数字を好むヴェンゲルにもアピールする内容のようだが、彼はその題材となったスポーツに弱い事を認めている。
「ビリー・ビーンには会ったが、ベースボールの事はサッパリなんだよ。私にとっては理解するのが非常に難しいんだ」。
「日本でも少しかじった事がある。日本ではビッグスポーツだからね。名古屋にもチームがあったから何度かコーチと会ったりしたよ」。
「スタン・クロンケからは、ビリー・ビーンがベースボールで並外れた成果を挙げていると聞いている。彼が数字に拘っている事もね」。
「私も同じように数字を重視する。繰り返される事は偶然ではないからだよ。良い守備を持っていると考えるなら、失点数がその真実
を教えてくれる。だが、難しいのはパフォーマンス自体を数値化することだ」。
Arsenal.com
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