【自民】 石原幹事長、宗教法人「崇教真光」に自民党支部から会費を支払い 【手かざし】

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1依頼(兵庫県)

石原幹事長、宗教法人に「会費」=自民支部から2年36万円−「適正に処理し報告」
自民党の石原伸晃幹事長が代表を務める党東京都第8選挙区支部が、
宗教法人「崇教真光」に2009年からの2年間で計36万円以上を「会費」
として支払っていたことが、24日都選挙管理委員会が公表した政治資金収支報告書で分かった。
石原氏の事務所は支出目的を明らかにしておらず、政治資金問題に詳しい学者は
「政治団体が支払うことについて説明が必要」と指摘している。

政治資金収支報告書によると、同支部は昨年2〜11月、6回にわたり、崇教真光に
「会費」として計16万1600円を支出。同様に、09年にも8回にわたり計20万円余を払っていた。

石原氏の事務所は取材に対し、「政治資金の収支については法令に従って適正に
処理し報告している。報告書記載以上の詳細については、法の趣旨から回答していない」とコメント。
支出目的などの質問に回答しなかった。 
ホームページなどによると、崇教真光は天地創造の主神(ぬしがみ)を信仰。
岐阜県高山市を本拠地として国内約1000カ所、海外約300カ所に拠点を持ち、
国内外に約100万人の信者がいる。
 岩井奉信日本大学法学部教授(政治学)は「機関誌購入など政治活動の一環としての
支出であれば妥当と言えるが、宗教団体に対する会費であれば個人で支払うべきだ」と指摘。
「収支報告書だけではどういう性質の支出か分かりにくい。なぜ政治団体が払う
必要があるかを説明する責任がある」と話している。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011112400151