将棋:王将戦 掛川で来年1月8、9日に第1局 市が100万円補正案 /静岡
掛川市は22日、来年行われる第61期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポー
ツニッポン新聞社主催)の第1局が1月8、9日の両日、同市の掛川城二の丸茶
室で開催されると発表した。事業への補助金100万円を今年度11月補正予算案
に計上する。
王将戦の掛川対局は59期第3局(10年2月10、11日)、
60期第2局(11年1月21、22日)に続き3回目。
将棋タイトル戦の初戦が掛川市で開かれるのは、初めてとなる。
久保利明王将(36)の挑戦者は、現在行われているリーグ戦で決まる。
対局場所は59期、60期と同じ掛川城天守閣を望む二の丸茶室。
大盤解説の会場は近くの大日本報徳社・大講堂(国の重要文化財)が予定されている。
また小中高校生を対象にしたプロ棋士による指導対局会の開催なども計画されている。
地元の応援組織「掛川市開催実行委員会」は12月初旬、設置される予定。
地元経済界らが主なメンバーになる。松井三郎市長は「掛川対局が2年続けて開かれ
地元の将棋熱も高まっている。来年は注目の第1局が実現しうれしい。
王将戦を通じて掛川の名前を全国に発信したい」と語った。【舟津進】
http://mainichi.jp/enta/shougi/news/20111123ddlk22040241000c.html