>>586 巨大津波伴うM8級、1か月内にも再来…専門家
(2011年4月14日19時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110414-OYT1T00112.htm 東日本大震災の震源域の東側で、
マグニチュード(M)8級の巨大地震が発生する可能性が高いとして、
複数の研究機関が分析を進めている。
日本海溝の東側で海のプレート(岩板)が引っ張られる力が
強くなっているためで、
早ければ1か月以内に津波を伴う地震が再来する危険がある。
M9・0の東日本大震災は、
押し合っていた海のプレートと陸のプレートの境界面が破壊されて起きた。
そのため周辺の地殻にかかる力が変化し、
東日本全体で地震が誘発されている。
京都大防災研究所の遠田晋次准教授(地震地質学)は
全地球測位システム(GPS)の測定データから、
海のプレート内部で引っ張られる力が強くなっていることを突き止めた。
明治三陸地震(1896年) M8.6の、37年後、
昭和三陸地震 M8.3
2006年12月 千島沖地震 M8.0
2007年2月 千島沖地震 M8.2
を起こしたメカニズムと共通しているという。
「今、昭和三陸規模の地震が起きると、
仙台市で、10メートルの津波が押し寄せる計算になる」と言う。