[映画.com ニュース] 渋谷のラブホテル街で起きた殺人事件を基にしたサスペンスを軸に、大人の女性の性と自由を鮮烈な映像で描きだし話題を呼んでいる園子温監督の「恋の罪」。身も心も裸になってのぶつかり合いを見せた神楽坂恵と冨樫真が、
狂気の世界に生きる女としての役づくり、そしてスクリーンに映える美しいプロポーション維持の秘けつまでを赤裸々に語った。
人気小説家の貞淑な妻として、夫に献身的に尽くす専業主婦のいずみ(神楽坂)と、大学国文科のエリート助教授の美津子(冨樫)。表向きの生活は充足して見えるふたりだが、ともに裏の顔を持ち、運命的に引かれ合う……。
「昭和初期の日本の典型的な奥さん像。旦那のためにつくして、旦那がいるから価値がある。それが自分の存在理由のすべてで、正しいと思っているけれど、でも自分も何かをしたいと思っているし、
自分にはもっと価値があるんじゃないかって確かめたくて、そういうきっかけを探している人」といずみを分析する神楽坂。この役どころは、
「自信がなくてできないと臆病になっている一般的な女性のタイプだと思ったので、以前の私自身にも近いところがありました」と明かす。
以下ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111116-00000013-eiga-movi