FX投資勧誘で11億円集めた元社長 大阪府警が逮捕
2011.11.10 22:04
外国為替証拠金取引(FX)運用での高配当を約束し無登録で出資金を集めたとして、
大阪府警生活経済課と東署は10日、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、
大阪市中央区本町橋の資産運用会社「アドバンストステージ」元社長で
韓国籍の鄭國保(てい・こくほ)容疑者(38)=日本名・中島国保、鹿児島市加治屋町=
を逮捕した。鄭容疑者は「間違いない」と容疑を認めているという。
府警によると、鄭容疑者は月2〜5%の配当を約束し、鳥取や兵庫、大阪など15都府県の
112人から約11億円を集めたことが確認されている。実際の配当額は約2億6千万円で、
勧誘のために使われた経費などを差し引いた約6億円が使途不明になっており、府警は実態の
解明を進める。
逮捕容疑は、国の登録を受けずに高配当を約束し、平成20年12月〜21年2月、
東京都世田谷区の会社役員の男性(48)ら3人から計2200万円を集めたとしている。
府警によると、鄭容疑者は、関連会社によるセミナーを開催。カリスマトレーダーと称する仲間が
登場して運用を説明し、鄭容疑者が「損はさせない」と勧誘していた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111110/crm11111022040042-n1.htm