サムスンがまた得意のディスプレイ技術でスマートフォン製品の差別化を狙っています。
同社は7-9月の四半期決算報告にあわせて、開発中のフレキシブル・ディスプレイ(曲がるディスプレイ)を来年にも製品として実用化する計画を明らかにしました。
広報のRobert Yi氏によれば、製品化は「2012年のいつか、できれば早いうち」とのこと。
「(フレキシブル・ディスプレイの)活用はおそらくスマートフォン分野からはじまるだろう」という話なので、タブレットなどへの展開は追ってということになります。
すでにサムスンは今年あたまの CES にて、スマートフォン風端末に4.5インチのフレキシブル・ディスプレイを採用したデモを展示しており、
実製品もこの延長線上にあると考えられます。収益の柱がテレビからスマートフォンへと移り、メーカー各社が苦しむなか、
いろいろごたごたしているにせよサムスンが引き続き好調を続けているのは、こうしたディスプレイ技術で先行するおかげと言えるかもしれません。
続きには CES 当時のデモのようすを動画で掲載。件のフレキシブル・ディスプレイは、同じくデモ展示があった19インチの透明ディスプレイのあとで紹介されています。
http://japanese.engadget.com/2011/11/02/samsung/ http://www.viddler.com/explore/engadget/videos/2362/