◇◇◇ スレ立て依頼所 ◇◇◇

このエントリーをはてなブックマークに追加
304名無しさん@涙目です。(大分県)
ネタ切れのハリウッド 今度は日本文学に手を出す

最近のハリウッドのネタ切れぶりは誰の目にも明らかだが、そのおかげで小説やコミックを映画化する
原作ブームが起きている。しかし日本発といえば、アニメやコミックが思い浮かぶが、11月5日に公開される
ジュリア・リー監督の「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」は川端康成の「眠れる美女」が原作。
これと同様に、アニメやコミック以外で映画化が企画されている日本の原作本は他にもある。

「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」はノーベル文学賞作家、川端康成の「眠れる美女」を原作に
「エンジェル ウォーズ」(11)でセーラー服姿を披露したエミリー・ブラウニングがヒロインを務める官能
ミステリー。全裸で眠る若い女たちの傍らに寄り添い、それぞれに思いを巡らす老人たちを描いたデカダンス
文学「眠れる美女」は、2005年にもドイツで同名映画化され話題となった。

マーティン・スコセッシ監督が10年以上も前から企画を温めていたというのが芥川賞作家、遠藤周作の「沈黙」。
江戸時代の長崎を舞台に、キリシタン弾圧のさなか来日したポルトガル人宣教師や農民たちの愛と信仰、
苦悩が描かれる。今年2月、スコセッシ監督の次回作として製作を行うとのニュースが報じられた。

そして最近、話題となったのが桜坂洋のライトノベル「All You Need Is Kill」。年若い初年兵が、戦場での
出撃と戦死を繰り返す絶望的なタイムループに陥るSF作品。メガホンを取るのはマット・デイモン主演の
「ボーン」シリーズを手がけたダグ・リーマン監督。アクションに定評のある監督だけに、大きな期待がかかる。

さらに22日より開催されている東京国際映画祭<アジアの風>部門に出品されたのがリティー・パニュ監督の
フランス映画「飼育」。原作は芥川賞、ノーベル文学賞作家 大江健三郎の同名小説。墜落機の黒人パイロットを
村で"飼う"といった衝撃的な寓話。リティーは「さすらう者たちの地」(00)で、山形国際ドキュメンタリー
映画祭2001の最高賞も受賞しており、常に社会問題を提議し続ける社会派監督。

http://www.hollywood-ch.com/news/11102601.html?cut_page=1