【プロ野球】ヤクルト・青木「3割打てなかったら引退」→「そんな事を言った覚えはない!」
【プロ野球】ヤクルト・青木宣親外野手(29)が“ナゾの逆ギレ”で引退報道を否定した。
発端は9月13日付の本紙記事で自ら「『3割打てなかったら引退』って書いていいですよ」と公言したもの。
あえてノルマを課した理由はスランプから脱出するため「自分にプレッシャーをかけたい」と口にしていたが、公式戦残り1試合を前に3割到達は事実上不可能になった。
ところが当人は、目をひんむいて「言った覚えはない!」。一体どういうことなのか??。 (2011年10月23日付紙面から)
中略
そこで21日、神宮球場で行われたチーム練習に参加した青木を直撃。「本当に引退するのか?」という問いに青木は、なぜか激高しながらこうまくしたてた。
「何なんですか、あの記事は! あんなことを言った記憶はないですよ! 周りからも“引退しちゃうの?”
とか言われて、迷惑としか言いようがない。ふざけるのもいい加減にしてください」
確かに青木は「3割打てなかったら引退」と言い切ったはず。それなのに…。目が点になった本紙記者を前に、青木はこう続けた。
「引退するわけないでしょ! まだまだ野球を続けますよ。シーズンで足りなかった分は、CSで挽回するから!」
ここまで言われて黙ってはいられない。本紙記者が「言ったはずですよね!」と食い下がると青木は急にトーンダウンして
「本当に言ったことを覚えていないんだよ。言ってないはず…」とブツブツとつぶやきながら球場を去っていった。
リーグ優勝を逃し、3割にも到達できない精神的なショックから、一時的な記憶喪失になってしまったとでも言うのだろうか。
確かに大きなショックを受けているのが明らかな今“公約”をタテに引退を迫ったのは酷だったのかもしれない。
せめてCSでは打棒を爆発させて本来の姿に立ち返ってほしいもの。ツバメ党もそれを願っている。
本紙も青木の気持ちが落ち着くその時まで、この話題はそっとしておくことにしよう。
http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=16279 青木「3割打てなかったら引退」(9月13日)
http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=15617