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148名無しさん@涙目です。(大坂城)
ジョブズ「三宅一生にアップルの制服作らせたから」→社員から大ブーイング

それは1980年代はじめ。日本出張中のことだった。「なぜソニーの工場では全員同じ制服を着てるんだろう?」
―不思議に思ったジョブズはソニーの盛田昭夫会長にその理由を尋ねてみた。すると会長はジョブズにこう答えた。

戦後はみんな服もロクに持っていなかった。だからソニーのような会社では社員になんか毎日仕事に着ていけるもの
を用意してやらなくてはならなかった。そのうち制服は会社独自のスタイルに発展していき、特にソニーのような会社
では社員を会社に結びつけるものになったんですよ、と。それを聞いたジョブズは「そういう結びつきがアップルにも
欲しいものだな、と思った」という。

スタイルにこだわりを持つソニーはあの著名デザイナーの三宅一生に社員の制服のデザインを任せていた。その
制服はリップストップ(破れ止め加工)のナイロン製ジャケットで、袖のジッパーを外すとベストになる。ジョブズは早速
イッセイ・ミヤケに電話をし、アップルにもいっちょベストをデザインしてくれやと頼んだ。

「それでいくつか見本を持ち帰って全社員集めて、どうだい、みんなでこのベスト着たら最高だろ、な、と提案したら、
いや〜ブーイングの嵐でたちまちステージ退場さ。みんなにえらい不評だった」

が、この一件で三宅と親交を得たジョブズは、それからもちょくちょく定期的に彼の元を訪ねるようになる。そして自分
だけ制服作っちゃうのも悪くないな、と思うようになった。制服があった方が毎日便利だし(これはジョブズが言ってたこと)、
制服を通して自分だけのスタイルを人に伝えることができる、というのがその理由だ。

「そこでイッセイが着ていた黒タートルネックの中から気に入ったものを選んで、僕用にいくつか作ってくれるよう
頼んでみたんだ。そしたらイッセイのやつ百着も作ってくれちゃったのよ」

あまりの話に呆然と驚いていると、それに気付いたジョブズはクローゼットに山積みになってる黒タートルを見せてくれた。
「あれを着てるのさ」とジョブズ。「な、あれだけありゃ一生間に合うだろ」

http://www.gizmodo.jp/2011/10/post_9494.html