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1名無しさん@涙目です。(太宰府)

遺伝性乳がん発生の仕組み解明 愛知医科大准教授ら発表

 乳がんの5〜10%を占めるといわれる遺伝性乳がんで、2つあるがん抑制遺伝子「BRCA1」の
 片方の異常ががん発生に直接関与していることを、愛知医科大の小西裕之准教授らのグループ
 が突き止めた。米科学アカデミー紀要電子版に11日、掲載された。よりよい治療法の選択や新た
 な治療薬の開発につながる可能性がある。

 遺伝性乳がんの患者の約3割は、がん抑制遺伝子の片方が生まれつき変異のため機能を喪失し
 ている「ヘテロ変異」。これまで、乳がん発生のきっかけは、ヘテロ変異の状態から正常な方の遺
 伝子が偶発的に失われ、2つとも完全に喪失する「ホモ異常」だと考えられていた。

 小西准教授らは「ヒト細胞遺伝子ターゲティング法」という特殊な技術を用いて、試験管内でヘテロ
 変異の細胞を人工的につくり出し、正常な細胞と比較。ヘテロ変異の状態ですでにがん細胞に似た
 性質を持つことを突き止めた。放射線による遺伝子障害の修復能力が低下し、がんの特徴である
 ゲノム(全遺伝情報)不安定性が確認されたという。

 現在、ゲノム不安定性のある細胞のみを攻撃する抗がん剤の臨床試験が行われているが、小西准
 教授は今回の結果から「ヘテロ変異の女性患者に投与した場合、新たながんを誘発するなど予期
 せぬ副作用が現れないか長期的に観察する必要がある」と副作用の危険性を指摘。一方、ヘテロ
 変異細胞内で活性化するがん遺伝子を発見できれば、「がん細胞のみを攻撃する薬の開発につな
 がるかもしれない」と期待している。
 (中日新聞)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011101290020907.html