【夏目漱石】　結局、「Ｋ」ってなんで自殺したの？？？

>>789
本家の漫画評論家にフルボッコに言われてたよ。

>>1
自殺じゃない
飼い主の恋人の下へ手紙を届けに行って力尽きたんだ

Kといえば、諦めるよりも辛いよ無くすことに慣れちゃ。の人はどうした。

>>788
娯楽小説と文学は、違うからな。

わざわざ家主の反対を押し切って神経衰弱のＫを下宿先に引き入れ、
家主の母子に「養生になるからＫをかまってやってくれ」と頼み込む。
　　↓
お嬢さんは言われた通りにＫの部屋を訪ずれ談笑、
恋心に苦しみ始める硬派なＫと、嫉妬と疑心暗鬼に駆られる先生。
　　↓
Ｋ「（己の生き方や生死を懸けた）覚悟」を口にし始める。
先生にはＫの「覚悟」の真意がわからない。恋路と勘違いして焦る。
　　↓
先生は仮病を使って学校を休み、娘をくれと母に直談判→母「宜（よ）ござんす」。
　　↓
家主母から話を聞いたＫは微笑で祝福するが、２日後に自殺。

>>86
叔父は、先生が恋路で抜け駆けするための大事な伏線なんだよ。
「ぼやぼやしてると出し抜かれる」というトラウマを先生に植え付けた。

>>794
どうでもいいオチを秘密にして連載保つためにだらだら引っ張るとこなんて
娯楽作品そのものだと思うんだけど

連載保つて、少年ジャンプじゃあるまいし

小説を過大評価しすぎだって

向上心の無い奴だったから

小説の面白さ

太宰治

小説と云うものは、本来、女子供の読むもので、いわゆる利口な大人が目の色を変えて読み、
しかもその読後感を卓を叩いて論じ合うと云うような性質のものではないのであります。

小説を読んで、 えり 襟を正しただの、頭を下げただのと云っている人は、それが冗談ならばまた面白い話 柄でもありましょうが、
事実そのような振舞いを致したならば、それは狂人の仕草と申さなけれ ばなりますまい。

たとえば家庭に於いても女房が小説を読み、亭主が仕事に出掛ける前に鏡に 向ってネクタイを結びながら、この頃どんな小説が面白いんだいと聞き、
女房答えて、ヘミング ウェイの「誰がために鐘は鳴る」が面白かったわ。亭主、チョッキのボタンをはめながら、どんな筋だいと、馬鹿にしきったような口調で たず 訊ねる。
女房、 にわかに上気し、その筋書を るる 縷々と述 べ、自らの説明に感激しむせび泣く。亭主、上衣を着て、ふむ、それは面白そうだ。そうして、

その働きのある亭主は仕事に出掛け、夜は或るサロンに出席し、 いわ 曰く、この頃の小説ではやはり、ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」に限るようですな。
小説と云うものは、そのように情無いもので、実は、婦女子をだませばそれで大成功。

その婦女子をだます手も、色々ありまして、 ある 或いは謹厳を装い、或いは美貌をほのめかし、あるいは 名門の出だと偽り、
或いはろくでもない学識を総ざらいにひけらかし、或いは我が家の不幸を恥 も外聞も無く発表し、以て婦人のシンパシーを買わんとする意図明々白々なるにかかわらず、

評論家と云う馬鹿者

がありまして、それを捧げ奉り、また自分の飯の種にしているようですから、 呆れるじゃありませんか。

これは本人が自虐的に言うから意味があるんだろ
ここでコピペすることになんの意味もない

太宰厨とは仲良くなれる気がしない。

青空で読み返したがKが出てきたあたりで結末を思い出して読むのが嫌になって読み返せない

>>801
太宰の小説はまさにそういう小説だな
すべての作家の小説には当てはまらないが

自宅評論家が図星つかれて焦ってる〜

早く真犯人教えろ

こころの映像作品を中学か高校か忘れたけど授業で見せられたけど、私と先生の奥さんが濡れ場に入りそうな雰囲気の場面でクラス中が緊張した
結局何もなく終わったけどな

文学厨の脳内の文学の定義ってなんだよ

>>807
L

>>808
漱石の映像化作品は総じてクソ。それからはある意味ぶっ壊れてて面白い。

明治の文学ってそのまんま映像化するとボーイズラブになっちゃうんだよね
最近出た実写版銀河鉄道の夜なんてカムパネルラ役を女の子にしてるけど
それって原作のジョバンニとカムパネルラの友人関係が
男女間の恋愛感情と同一であると認めているようなものなんだよね

あ、アニメ映画版はやっぱり濃厚なボーイズラブです

ミルキィホームズのサマースペシャルを見逃したからだって聞いたけど？

Kと主人公の関係って、要するに、「ドラゴンランス戦記」における、
レイストリンとキャラモンとの関係みたいなもんだろ。
Kも死なずに頑張ればモテ期が訪れたはず。

>>737
その言葉はさも名言めいたような言葉ではあるが、
上野で先生がKに二度も言った辺り、
その言葉自体は作品の中ではKを追い詰めた、
悔悟の対象物として扱われてないか?

学生の頃現国の教師があたかも名言かのように扱ってはいたが、
ちょっと違和感を覚えた。

しかしこの言葉は元々Kが先生に向けて発したものであり
それを態々先生が引用した事から鑑みるに、
先生としては痛切に見に染み入った言葉なのかもしれん

しかし先生の中では最も悔やむべき愚かしい発言だと
捉えている、ってのが俺の感想

向上心の無いやつは馬鹿だ

>向上心の無いやつは馬鹿だ

どうあがいても人間は重力にとらわれたままなんだな
宇宙へ出てごらん上も下もないよｗ
もっと自由を！

要はアレだよ
お嬢さんへの恋慕を先生に出し抜かれた結果墓の中に眠るK
世間的なごまかしと言い訳のために新しいKの墓を作った先生
Kが自分に恋焦がれていた事も、先生が出し抜いたことも何も知らないお嬢さん
この三者の対比が必要だったから
Kが死ぬ理由は漱石自身も深くは考えなかったと思うよ
何も知らないお嬢さんは、先生との幸せな生活をKの墓前に報告しつづける
つまり先生とお嬢さんの結婚生活が続けば続くほど、お嬢さんは無自覚に罪を犯しつづける
でも離縁するにはその事実を明かして、過去のお嬢さんの犯してきた罪を認識させる必要がある
だから先生には自殺以外の方法が無い

先生が私に、べらべら身の上話をしなかったら、自殺しないですんだ

ぼんやりとした不安

このスレに触発されて青空でこころ読み始めた。
一気に読んじゃう感じだな。

次に読むお勧めよろ。

>かつてはその人の膝の前に跪いたという記憶が、今度はその人の頭の上に足を載せさせようとするのです。
>私は未来の侮辱を受けないために、今の尊敬を斥けたいと思うのです。
>私は今より一層淋しい未来の私を我慢する代わりに、淋しい今の私を我慢したいのです。

この辺もニュー速民っぽい

Kが死ななかった場合、先生は

「よう、今度オレ達夫婦の家に遊びに来いよ」とでも言うつもりだったのか？
それとも「今後Kはスルー！」の方針だったのか？

どっちみち残酷なのに、死んだらクヨクヨというのが解せん

自民党の一党独裁が続き、官僚は大企業に天下りをして税金ジャブジャブ

ノーパンしゃぶしゃぶホッケの煮付けだから

　　【真相】

ガチホモ仲間でプリケツの「先生」を同じ下宿に引き入れ、毎晩ワクテカで待ってたのに
いつまでたっても自分と契りを交わさない
　　　　　　　　　↓
嫉妬させようと思い、「俺、ほんとはお嬢さんに惚れてるんだ」と偽りの告白
　　　　　　　　　↓
ところが、「先生」の愛情はKにではなくお嬢さんに向かってしまった
　　　　　　　　　↓
絶望のあまり、ちんちんを自ら切断し部屋中を血で汚して死ぬ
　　　　　　　　　↓
ノンケを装っていた「先生」は以後、罪悪感にさいなまれて自暴自棄の生活を送り
その後Kへの愛に殉じて自殺

だから小説『こころ』の原題は『謎』という。

>>825
なるほど

1991年（平成3年）、毎日放送により「東芝日曜劇場」の枠でテレビドラマ化。
配役／先生：イッセー尾形、K：平田満、先生の妻：毬谷友子、私：別所哲也、佐々木愛など。

1994年（平成6年）、テレビ東京によりテレビドラマ化。
配役／私：鶴見辰吾、先生：加藤剛（現在）・勝村政信（学生時代）、お嬢さん：葉月里緒菜、小宮（K）：香川照之、その他：高橋恵子、岩本多代、てらそま昌紀

最近の映像化はこれだな
キャストはどう？

古典だから、夏目漱石だからという理由でなんとかもってるけど
内容はウジウジ色恋沙汰と自分語りのキツイラノベじゃん

>>828
色恋沙汰じゃなくてエゴイズムとの葛藤です

Kが麩を開けっ放しにしとったんは
お前の寝首を掻く事も出来たけど敢えてしなかったという
アッピールやろ

向上心のないやつは死ね！

>>813
DVDくらい待てよ

そもそもなんで題名が「こころ」なん？？

グバァン！

昔の人はこういうのに共感したんだなぁと思いました
って感想文書いたら国語教師に怒られた

K「向上心のない者は馬鹿だ」
先「NTRされる奴はもっと馬鹿だ」
K「死んでくる」

「こころ」より「彼岸過迄」の方が好き
主人公のヘタレっぷりや陰性の強い性格とかまんま俺

こころは漱石の、ビートルズでいうとイェスタデーだろね。つまり鬱

自分のせいで、先生を苦しめてたという罪悪感とその償いだろ。

どう考えてもホモ小説
私ってよくよく考えるとヤバイ奴としか思えんだろ
家まで行きます普通？
っていうか先生も良く受け入れたな
もう両方共その毛があるって解釈でいいよなコレ