3メガ銀「最強の通貨円で堕落した欧米の企業を買い叩く 買い叩く 買い叩く」

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1名無しさん@涙目です。(福島県)

3メガ銀、海外M&A融資を本格化 1〜7月は7000億円

日本企業による海外企業のM&A(合併・買収)が活発になるなか、三菱東京UFJ、三井住友、みずほコーポレートの3メガ銀行がM&A
向け融資を強化し始めた。円高を追い風に日本企業による海外M&Aが増えると判断。国内の資金需要が低迷を続けるなか、企業向け
融資拡大の好機ととらえている。

 スイスの製薬大手ナイコメッドの買収を5月に発表した武田薬品工業。約1兆1千億円の買収資金の半分以上を三井住友銀行などからの
短期借り入れによって調達した。住友軽金属工業など日本5社のグループが4月に発表した米アルミ大手ARCOの買収でも、3メガ銀などの
日本の金融機関が買収資金を協調して融資した。

 3メガ銀への聞き取りによると、1〜7月の日本企業による海外企業のM&Aのうち、買収案件が100億円以上(金融、商社は除く)の大型案件で
3メガ銀がかかわったのは合計1兆4000億円程度。その約半分の約7000億円が融資で調達された。

 3メガ銀は営業体制の強化に動いている。最初に専門部署であるM&Aファイナンス営業部を立ち上げたのはみずほコーポレート銀。
これに続いて、三菱東京UFJ銀もM&Aファイナンス室を設置。三井住友銀は4月にM&Aファイナンスグループを設けた。M&A向け
融資を包括的に手掛ける専門部署を設けることで、急増するM&A関連の資金需要を取り込む狙いだ。

 取引先企業の海外M&Aのニーズを掘り起こす動きも活発。三井住友銀は主要な法人営業拠点を対象にM&A融資のノウハウの共有化を急ぐ。
三菱東京UFJ銀は米モルガン・スタンレーとの連携を強化し、米モルガンが財務アドバイザーを務める体制を整えた。みずほコーポ銀は日米欧アジアで
売却候補企業の情報を集約。取引先企業への紹介で融資拡大を狙う。

 国内市場の縮小や円高を背景に海外企業の買収を積極的に進める日本企業。以前は手元資金の範囲で海外M&Aを検討する企業が多かったが、
最近では借り入れで資金を調達して海外需要の獲得を狙う動きが目立つ。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE1E7E3E1E5EBE6E2E0EAE2EBE0E2E3E39797E3E2E2E2