24日(土・現地時間)にコロラド州デンバーのペプシ・センターで行われるUFC135「Jones vs Rampage」には、日本から水垣偉弥、五味隆典の2人が出場する。
これまでUFC戦績1勝2敗の五味と、1勝1敗の水垣、生き残りを賭けた一戦に挑むことになる。
昨年3月UFCデビュー戦でケニー・フロリアンに敗れ、8月にタイソン・グリフィンに勝利、今年の元旦にクレイ・グイダに敗れている五味。
今回の対戦相手はTUFシーズン5ウィナーで、ライト→ウェルター級から再度ライト級に戻ってくるネイト・ディアズだ。
ご存知のとおり五味は、07年2月にPRIDE USA大会でネイトの兄ニックと対戦して、派手な殴り合いから最後はゴゴプラッタで敗れている。
大会終了後、ニックがドラッグチェックにひっかかりノーコンテストとなったが、実質は一本負けを喫している。
弟を相手にリベンジというわけでもないが、ネイトは現在のMMAにあって五味にとって、手の合う相手といえるだろう。
相手の打撃をかわしてテイクダウン狙いという戦法を駆使しない真っ向から戦いを挑むタイプという点が、五味は持ち味を発揮しやすい相手となる。とはいっても、手が合う=イージーというわけではない。
長いリーチの対戦相手には、苦戦をする傾向がある五味。強豪相手に勝利するには、やはりスカ勝ちといえる打撃戦のなかでの一発だろう。
水垣が対戦するコール・エスコヴェドは三角絞めを得意とするファイターながら、日本のDREAMでは前田吉朗を蹴り技で倒しており、打撃戦でも意外性を持っている。打撃戦では水垣が有利と見られるだけに、当然、その打撃戦を避けてくるものと思われる。
■UFC135「Jones vs Rampage」対戦カード
[王者]ジョン・ジョーンズ(米国)vs[挑戦者]ランペイジ・ジャクソン(米国)
マット・ヒューズ(米国)vsジョシュ・コスチェック(米国)
ネイト・ディアズ(米国)vs五味隆典(日本)
ベン・ロズウェル(米国)vsマーク・ハント(ニュージーランド)
コール・エスコヴェド(米国)vs水垣偉弥(日本)
http://mmaplanet.jp/archives/1579285.html http://www.youtube.com/watch?v=w5Beh6fEJVs http://www.youtube.com/watch?v=Q6OySLPRQfo