初めて買ったレコードの思い出 いいか、レコードだからな

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1名無しさん@涙目です。(長野県)

岡谷市カノラホールのグランドロビーで15日夜、アナログ・レコード鑑賞会が開かれた。諏訪や上伊那地方から参加した10人が、それぞれ持参した好きな映画音楽レコードをかけて思い出に浸った。
会場には約60人の聴衆も集まり、4階吹き抜けのロビーに響くアナログならではの音を楽しんでいた。

 家庭の片隅で眠っているレコードをホール所有の機材でかけてもらう企画。第2弾の今年は映画音楽を特集した。
聴きたくてもプレーヤーがないか故障していて聴けない人、豪華なロビーでアナログの音を楽しみたい人、自分の好きな映画音楽を多くの人と共感し合いながら、聴きたい人たちが、さまざま思いでレコードを持参した。

 参加者は一人ひとり、曲を聴いていたころの思い出を語り、レコードに針を落とした。ロビーには洋画や邦画の主題歌などが次々と流れ、郷愁を感じさせる雰囲気に包まれた。

 同市長地出早の勝野芳明さん(71)は、名古屋市の工場で働きながら、現在の妻へ思いを募らせていた頃に聞いた映画「太陽はひとりぼっち」の挿入歌をかけ、当時の記憶を呼び覚ましていた。

 来場者の多くは「クリアなデジタルサウンドとは違う温かみのあるアナログの音が好き」「音とびが心を震わせてくれる」と、それぞれに楽しんでいた様子。
職員も「多くの人が楽しんでくれる企画。これからも第3、第4弾と企画していきたい」と話していた。

http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=22626