刑務官が受刑者への手紙を無断廃棄 示談金は支払済

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1名無しさん@涙目です。(東京都)

名古屋刑務所の刑務官が、おととしから去年にかけて、受刑者宛てに送られた手紙を無断で廃棄していたことが分かりました。
刑務所は不正の発覚から1年半にわたってこの事実を公表しておらず、「確認作業に手間取った。早急に調査結果をまとめ、
関係者を処分したい」と話しています。

名古屋刑務所によりますと、この男性刑務官は、受刑者宛てに送られてきた手紙の管理を担当していましたが、おととし10月から去年3月にかけて、
複数の受刑者に宛てて送られた手紙数通を無断で廃棄していたということです。刑務所では1日数百通送られてくる手紙を、複数の担当者で
内容をチェックして受刑者に渡していますが、去年3月、この刑務官の申告を受けて手紙の受け取り記録などを調べたところ、不正が発覚したということです。

刑務所はこの刑務官を担当から外し、受刑者や手紙の送り主に謝罪したほか、刑務官が個人で相手と示談をし、すでに示談金を支払ったとしています。
刑務官は調査に対し、意図的に廃棄したことを認めていますが、刑務所は不正の発覚から1年半にわたって公表していませんでした。

名古屋刑務所はNHKの取材に対し、「確認作業に手間取った。刑務所にも監督責任があり、申し訳なく思う。早急に調査結果をまとめ、関係者を処分したい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110916/k10015637161000.html