袋井在住・スペイン人作家プラナスさん 磐田で多彩なジュエリー40点展示
2011年9月4日
スペイン出身で袋井市浅羽在住のジュエリー作家、フランセスク・プラナスさん(45)の作品展「La Madre Tierra(母なる大地)」が3日、
磐田市上新屋の新造形創造館ギャラリーで始まった。25日まで。5、6、12、20日休館。 (土屋祐二)
バルセロナ生まれのプラナスさんは、14歳からジュエリー職人として修業を重ねてきた。10年ほど前にスペインで焼き物を学んでいた日本人の美智子さんと結婚。
2009年3月に来日し、美智子さんの実家の袋井市に工房を構え、グループ展やギャラリーのイベントなどで作品を発表している。本格的な個展は来日後2回目。
出展しているのは、シルバーを中心としたリングやネックレス、ピアス、ブローチなど繊細なデザインのアクセサリー約40点。
天然石を太陽に見立て、それに向かうギリシャ神話のイカロスの翼をシルバーで創作したピンブローチなどストーリー性のある作品も並び、来場者を魅了している。
プラナスさんは「ロマンチシズムがテーマ。多彩なジュエリー作品を通じて自分の世界観を楽しんでもらえたら」と話している。
問い合わせは、新造形創造館=電0538(33)2380=へ。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110904/CK2011090402000099.html