仮性包茎は決して非モテではない!?
http://www.menscyzo.com/2011/09/post_2958.html (前略)
女性陣に聞いてみたところ、「何とも思わない」という意見が一番多かった。「平常時に包皮に覆われていたとしても、勃起時に剥けるのなら、セックスになんら支障はない」というのがその理由。
匂いや恥垢に関しても、「清潔にしていれば気にならない」とのこと。仮性男性にとっては嬉しい回答結果である。
さらには、「何とも思わない」という域を超えて「むしろ仮性包茎が好きだ」という人も、ごく少数であるが存在する。
「かわいいと思う」というスタンダードな意見から、「コンドームが外れにくい」という利便性重視派、はたまた「実は匂いフェチなので、仮性包茎のほうが好都合」というマニア性の高い意見も飛び出した。
しかし、どんなにメリットを聞かされても、「剥けていないよりは剥けていたほうが良い」ととらえる男性もいるだろう。
だが海外では「ナチュラルペニス」といって、出生時に受けた包皮切除手術を、わざわざ復元する人もいるのだという。
この背景には、20世紀後半に小児科学会から提出された、包皮切除を推奨しないというガイドラインが影響しているのだろう。そう考えると、日本の「ずるむけ至上主義」は、必ずしも正しいと言えないのではないだろうか。
そもそも、ずるむけだろうと仮性だろうと、セックススキルには何ら関係がない。ずるむけでもお粗末なセックスをする男性もいれば、仮性包茎でも極上のテクニックを持つ男性もいる。包皮の有無に踊らされ過ぎないようにしたいものだ。
とは言え、セックスとはカラダだけで行うものではなく、メンタル面も大いに関わってくる行為である。己の包皮が気になり、行為に集中できないという男性もいるだろう。
そういった場合は、思いきって専門医を尋ねてみるのも選択肢のひとつとして大いにアリである。日本の包茎手術は、近年著しい発展を遂げているとのこと。
セックスのたびに包皮に惑わされるよりも、ずるむけに生まれ変わり、本来の実力を存分に発揮していただきたいと願う。
(文=菊池 美佳子/ブログ「マンゴージュースと黒あわび」)