御堂筋線2運転士から薬物反応 大阪市交通局が検査
大阪市交通局は9日、市バスや市営地下鉄の運転士、車掌ら乗務員2837人を対象に実施した薬物検査で、
地下鉄の男性運転士(40)から覚醒剤、別の男性運転士(38)から大麻の成分がそれぞれ検出されたと発表
した。今後処分を検討する。
同局の検査は、8月に市バス運転手が覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕された事件を受けて実施。2人
はともに地下鉄御堂筋線の中百舌鳥乗務所(堺市北区)所属で、8月17日に尿検査を受けた。9月6日、陽性
反応が出たと検査機関から同局に連絡が入ったため、大阪府警に通報した。
同局が2人に事実関係を聴いたところ、40歳運転士は覚醒剤使用について「全く身に覚えがない」と否定。3
8歳運転士も「副流煙を吸った」「やっていない」などと否定しているという。府警は中百舌鳥乗務所を家宅捜索
するとともに、40歳運転士を再検査したが、陽性反応は出なかったという。
http://www.asahi.com/national/update/0909/OSK201109090160.html