F1チームのロータス・ルノーGPが残りのレースのレーサーに、ブルーノ・セナを正式に起用することを発表した。
ロータス・ルノーは今年2月にエースドライバーのロバート・クビサが、オフに参戦したラリーで重傷を負ったため、急遽ニック・ハイドフェルドを起用。
2000年からF1で活躍しているベテランのハイドフェルドは、ルノーのために素晴らしい走りを披露し、特にマレーシアGPでは3位に輝き、表彰台にも立った。
しかし、チームは満足できなかったらしく、前回行われたベルギーGPから、ハイドフェルドに代わってブルーノ・セナをドライバーに起用。
もちろん、ハイドフェルドはチームの決定に不満を示していたが、最終的にはチームを去ることに合意した。
セナの抜擢は、彼には大きなチャンスとなるが、チームにとっては挑戦になると言えるだろう。そして間違いなく、ハイドフェルドにとっては残念な結果であったに違いない。
F1ドライバーとしての経験のほとんどをザウバーで積んできたハイドフェルドは、来季も必ずF1参戦を果たすと誓っている。
ちなみに、セナが務めてきたルノーのテストドライバーには、ロマン・グロージャンが就くようだ。
スイスとフランスの国籍を有する彼は、いわゆる"クラッシュゲート"で注目されたネルソン・ピケJr.の後任として2009年にF1デビューを飾ったが、
2010年シーズンはシートを失った。しかし、先月にはGP2のタイトルを獲得している。
これからセナはハイドフェルドをしのぐ活躍を見せることができるのか? 新生ルノーに大いに期待したい。
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