米発「コストコ」が熱い　前橋の商業施設に開業　県内最大級の書店も

前橋市鶴光路、新堀両町一帯の大型商業施設「パワーモール前橋みなみ」に、米国の会員
制ディスカウント店「コストコ」と、「蔦屋書店」などがオープンした。　（菅原洋）
この施設はスーパーのベイシア（前橋市）が昨年末、
北関東自動車道・前橋南インターチェンジ南側に一部開業させた。


全体がそろうと敷地面積約二十三万平方メートル、店舗面積約
七万平方メートルともに県内最大となる予定。
県内初出店のコストコは店舗面積約一万三千二百平方メートル。店内は一パック当たりの
量が多い食料品や日用品など計約四千点が、倉庫のように高く積み上がる。知り合い同士で
まとめ買いする客が多く、県外からの客も含めて連日にぎわっている。

一方、蔦屋書店の店舗面積は書店では県内最大級の約五千七百平方メートル。このうち約
六十万冊の書籍が約二千九百平方メートルで、文具・雑貨は約千百平方メートル。
音楽・映像・ゲームのソフト類の販売やレンタルもあり、カフェを併設する。
この施設では、今年に入ってスポーツ店やパソコン店が開業し、年内に靴店や回転ずし店も
オープンする。

前橋市内には、「けやきウォーク前橋」や「クロスガーデン前橋」などの大型商業施設がひし
めき、商戦が一層激しくなりそうだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110904/CK2011090402000059.html