自転車盗なくせ! 京都府警が対策強化
マンションや商業施設の駐輪場で多発する自転車盗を減らそうと京都府警が対策に力を入れている。
京都市内の各警察署では、署員が住宅や店舗を1戸ずつ回って注意を促すローラー作戦や駐輪場の全数調査などに乗り出している。
西京署は5〜6月、管内の集合住宅を調査し、1774棟に3万3千台分の駐輪スペースがあることを確認した。
こうした基礎データを基に署員15人が各棟の駐輪場を訪ね、無施錠の自転車に注意を促す札を取り付けている。v(@^∀^@)v
堀川署は、JR二条駅周辺のマンションや大型商業施設9棟を自転車盗対策のモデル区域にした。
7月から管理人への訪問指導を始め、防犯カメラ作動を知らせる看板設置などを呼び掛けている。
また下鴨署も7月から署員6人で集合住宅を回り、管理人と住人に施錠徹底を訴えている。
府警によると、昨年の府内の自転車盗認知件数は刑法犯全体の4分の1に当たる1万35件。
このうち21%がマンション、26%は施設駐輪場で発生している。
府警犯罪抑止対策室は「自転車盗は犯罪の入り口とされる。地域の警戒力を高め、被害を減らしたい」としている。
http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2011/08/20110830124352jitennsyatou.jpg 駐輪場運営の担当者=中央=と盗難対策を話し合う堀川署員(京都市中京区・JR二条駅西口)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110830000051